タンブリング  放送年:2010年4月〜6月

江崎祥子  「そんなヒマありません!土曜日以外は・・」


不良少年たちが新体操というスポーツと出会い、自らの居場所を探したり仲間との友情を深めていく。昔からよくあるテーマで、ストーリー展開もベタベタなんですが、結構面白かったです。目新しさないけど、定番の料理を食べた感じです。演技のシーンにスタントを使わず、全て出演者が行ったというのも見ごたえがありました。あと女子部の子が男子部員が増えるたびに「また、ヤンキー増えてる」って言うのが可笑しかったです。

国仲さん演じる江崎祥子は女子新体操部顧問で、男子部に対してクールで厳しい態度を取ります。しかしそれは新体操というスポーツを心から愛するが故で、不良少年だった彼らが徐々に新体操にのめり込むにつれて、だんだん協力的になり、彼らを後押しするようになります。決して前面には出ませんが細かいところまでちゃんと見ている、厳しい批判や叱責も彼らのためを思ってのこと、そういうカッコいい教師でした。私の実体験からもこういう先生が一番心に残ります。でもそんな祥子先生ですが恋愛についてはすごく奥手、というか男性になれてないらしく、同僚の柏木先生(AKIRA)に優しくされたりコンサートに誘われたりすると緊張してドキドキしてしまうという、なかなか可愛らしい性格でした(*´д`*)。

それとドラマ本編とは関係ありませんが、タンブリングを撮影した学校が国仲さんの連ドラデビュー作の「L×I×V×E」と同じ学校だそうです。かつて高校生として通った学校に教師として赴任したわけで、国仲さんも懐かしかったんじゃないでしょうか。

タンブリング 公式サイト

祥子先生


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